グロージャン、夢のメルセデスF1走行が母国フランスGPで実現へ。2019年タイトル獲得車W10でデモラン

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By Auto News on May 5, 2021 at 4:23 PM
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     2020年F1第15戦バーレーンGPで大クラッシュを喫し、そのままF1キャリアを締めくくることになったロマン・グロージャンに対し、F1テストの機会を提供することを決めていたメルセデスF1チームが、スケジュールを確定した。グロージャンは2019年型W10で、母国フランスGPの週末にデモランを行い、その後、同じサーキットで1日走行する。

     バーレーンGP決勝スタート直後、ハースのグロージャンはコースオフしてクラッシュ、マシンは激しく炎上した。幸いマシンから脱出できたグロージャンだが、火傷などを負っており、シーズン最後の2戦を欠場せざるを得なかった。

     グロージャンはすでに、ハースを離脱することが決まっており、F1キャリアを大クラッシュで終える形になった。グロージャンが最後のF1走行を行うことを望み、テストの機会を与えてくれるチームを探そうとしていたことを知り、メルセデスのトト・ウォルフ代表は協力を申し出た。そして今年の6月にその約束が守られることになった。

     メルセデスは2019年F1タイトルを獲得したW10を用意、グロージャンが母国フランスのグランプリ決勝日6月27日にデモランを実施することが決まった。その2日後の6月29日、フランスGPの舞台ポール・リカール・サーキットで、再度グロージャンが走行する機会が設けられる。グロージャンは3月30日にメルセデスのファクトリーに招かれ、シート合わせとシミュレーター作業を実施済みだ。
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    ロマン・グロージャンがメルセデスF1テストの準備

    「F1カーにまた乗ることになり、とても興奮している」とグロージャンはコメントした。

    「僕にとって特別な機会であり、世界選手権を獲得したメルセデスで走るのは異例の体験になるだろう」

    「この機会を提供してくれるメルセデスF1とトトに心から感謝している。バーレーンで病院のベッドで寝ている時、メルセデスで走るチャンスがあると聞いた。トトがメディアに対して話し、招待してくれるというニュースを読んで、とても元気づけられた」

    「2020年にはCOVIDの影響でフランスGP開催が実現しなかった。だからこそ、2021年のフランスGPでメルセデスに乗り、その後、僕にとってホームトラックのサーキット・ポール・リカールでテストをするのは、本当に特別なことだ。その日が来るのが待ち遠しいよ」

     ウォルフ代表は、グロージャンにとってF1の最後の思い出がクラッシュではなくメルセデスのマシンでの走行になることは喜ばしいと語っている。

    「ロマンに対してこの特別な機会を提供できることを非常にうれしく思っている。ロマンが(事故の後、復帰できないまま)F1キャリアを終える見通しになった時、この考えが浮かんだ。彼にとってのF1カーでの最後の瞬間があの事故であってほしくはないと、我々は考えたのだ」

    「私はロマンのことをF3時代から知っている。彼はF3でタイトルを獲得し、その後、F1で長いキャリアを過ごし、成功を収めてきた。タイトル獲得マシンでの走行を彼の最後の思い出にすることを、我々は強く望んだ。ロマンがW10に乗って、どういう感想を口にするのか、とても楽しみだ」

    「ロマンの事故によって、ドライバーたちがマシンに乗り込むたびに大きな危険に直面しているということを、改めて思い知らされることになった。だが、同時に、F1が長年安全性改善のために努力した結果、素晴らしい前進を果たしたことが証明される形にもなったと思う。F1コミュニティはロマンがコースに復帰する姿を見て、心から喜ぶことだろう」

     35歳のグロージャンは今年、インディカーにデイル・コイン・ウィズ・RWRから参戦、すでに2戦に出場している。






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